代表取締役社長 吉野 公一郎

カルナバイオサイエンス株式会社  代表取締役社長  吉野 公一郎

代表取締役社長 吉野 公一郎

カルナバイオサイエンス株式会社
設立 2003年4月10日
事業内容
  • 創薬支援事業:
    キナーゼタンパク質、アッセイ開発、スクリーニング・プロファイリングサービス
  • 創薬事業:
    キナーゼ阻害薬の創製
会社HP http://www.carnabio.com/japanese/

起業の経緯

起業前は某大手企業で薬の研究開発を行っていました。

終身雇用が当たり前で私もそのつもりで働いていたのですが、
1994年頃から経営難が続くようになり部門の切り売りが始まったのです。

私たちのいた医薬品部門は、外資の会社に売られることに。
その会社の日本の研究所で5年間働きました。

薬品業界は売り上げを安定させることがとても難しく、
薬の特許が切れたとたんに売上が大幅に落ちてしまいます。

そのために、次々に特許が取得できる薬の研究開発に追われ、それが続かなくなれば、
どんなに大手の会社でも途端に業績が大きく落ちこんでしまうことになります。

私たちの会社でも主力医薬品の特許が切れ、売上が急激に落ち始めたことから
世界的なリストラが開始され、研究所も存続に危機に見舞われたので
今後を真剣に考えました。

私たちの研究所は技術力には確かな自信があったので、このまま解散になるのであれば
研究所ごとスピンオフし起業をしようと決意し、
2003年4月10日にカルナバイオサイエンス株式会社を設立いたしました。

学生へメッセージ

皆さん、学生時代のうちに英語を学ぶことを勧めます。

近年、どのような業界もグローバルになっており、
中国などに行っても彼らは英語で会話を行っております。

これからは国際化の時代。

就活が終わった後でも構わないので、ぜひ日常会話程度は行えるようになってください。